歯周病について

更新日2022.05.17

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歯周病ってどんな病気?

歯周病は虫歯と同じく、歯を失う大きな原因の1つです!
歯周病とは、歯を支えている組織(歯ぐき・歯根膜・歯槽骨・セメント質)が溶けてしまう病気です。
日本は「歯周病大国」と呼ばれ、成人の約8割が歯周病だと言われています。

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進行と症状

歯周病はどんどん進行し、初期の段階では歯磨きで出血したり、歯ぐきがムズムズするといった症状しかありません。しかし、歯周病が悪化すると歯がグラグラしてきたり、歯並びが悪くなってきたりします。

健康な歯ぐき
色:薄ピンク
形態:歯と歯の間に入り込んでいる
感触:弾力性があり、引き締まっている
出血:出血しない

歯周病
色:赤みがある
形態:丸く厚みを持って膨らんでいる
感触:腫れてブヨブヨしている
出血:軽い刺激でも出血しやすい

歯周炎
色:赤紫色
形態:歯ぐきが退縮する
感触:歯がグラつく
出血:出血や膿が出る

原因・予防

歯周病の直接的原因はプラーク(歯垢)です!
プラーク(歯垢)は食べカスではなく「細菌の塊」で、歯と歯ぐきのすき間(歯周ポケット)に潜んでいます。
この細菌の産生する毒素によって、歯ぐきが炎症してしまうのです。

身体の免疫力の低下と歯周病

身体の免疫力が低下する共に、歯周病が進行しやすくなるため、高齢になるにつれて歯周病になりやすくなります。

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